2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

■祖父の七回忌。お葬式を途中で抜けだして卒試の伴奏にむかったのはもう6年も前のこと。記憶ってすごい。今おぼえていることは一生おぼえていられる気がする。 ■クリィミーマミ、特別編では俊夫にマミの正体がバレているので優との距離がぐんと近くて、いい…

トーマス・アルスラン『彼方より』@PLANET+1 レクチャーでは他の作品を断片的に流しながらアルスランの作風を追っていく。わかりやすい。ドイツでもハリウッドに対抗できるのはドイツ製商業映画であり、アルスランをはじめとするベルリン派はその隙間にし…

■野村芳太郎『鬼畜』 子役の喋り方が不気味すぎて気が滅入る。崖っぷちで夕日を前に父の腕からごろんと転げ落ちる、や、落とされる子供。音楽は芥川也寸志。分厚めのオーケストレーションや、オルゴールとオルガンの軽やかな音色によって装飾される生々しい…

大島渚『飼育』をやっと見る。棺に土をかける手の動き(特に画面下左から2番めの)が最高にイイ。

スパイク・ジョーンズ『かいじゅうたちのいるところ』 ヤギかわいい

■京都シネマで『誰がため』。トゥーレ・リントハートがだれかに似てるて思ってたら最後のほうでそれが山Pだと気付く。あくまで雰囲気が、ね!ドンパチもの超苦手なのでたぶん今回も歯くいしばって眉間にしわよせて半分瞼とじて・・ものすごい顔で見てたんだ…

わたしも

ぽちぽち音を書いていたところちらちら視界に入ってぜんぜん集中できないのでえいやっと写めーるしたのは赤いマフラーがぴりりと似合いすぎる闘う、大島渚@『switch』 小さい頃、クイズ番組でばりばり正解する大島渚が大好きでした。

■山崎ナオコーラ『あたしはビー玉』読了。 ビー玉に目や手や足なんてないはずなのにあるようなないようなあるような。どうやって浴衣着たんだ?装丁のようにビー玉にうっすらと女体が抱き着いてるようなかんじなのかしら?とか、時たま挟まれるわけのわから…

■最終日。天津さんがアラザル最新号と蓮實重彦『陥没地帯』を持って訪ねてくださる。わーいわい! ■父が出張中なのをよいことに母とふたりカレー鍋。野菜がうまいくずきりがうまい豚肉がうまい梅酒がうまい。さいごに白飯とチーズを入れて、「おいしーー!」…

押井守『アサルトガールズ』 かたつむりのアップ・・菊地凜子のダンス・・嗚呼、思考が追いつかない!

だめ、やさしすぎる。大変細かい指示を監督は出すんだと、出掛ける前に蒼井ちゃんと加瀬くんがラジオで言うてた。山田洋次はもうすこし若い力を信じてみてもいいんじゃないか。でもこういうタッチの映画を撮れるひと、彼以外で日本にいるかしら。小鳥かわい…

■いざ試験が始まると「ああここ出るかもしれないと思ったけど結局やらなかったんだよなあ」と後悔する、そういうキモチに近い。初対面のおじさんに食事に誘われたので断ったらお茶に誘われたので断った。あといちにちがんばらねば。 ■山崎ナオコーラ『あたし…

『トウキョウソナタ』のドキュメンタリーを見る。いろいろわかっておもしろいけどきれいすぎる。騙されちゃいけない。

■21.1世紀の音楽祭をしめくくる大友良英らのフェラーリをきいて帰る。そういえば昨日たまたま入ったshin-biで大友良英のインスタレーション見たなあ。一応かじっておいたほうがいいのかな、と思っているけどそこまでどっぷり、とはなっていない。今のところ…

■こんな無礼でいい加減なひとたちとは仕事以外ではぜったいにつきあえないな、と、つよく思う。まあ仕事でも期限つきやなかったら我慢できひんやろうけど・・ ■アンジェイ・ワイダ『カティンの森』@京都シネマ 水曜なのに1000円じゃないんじゃよねここは。…

■天津さんからのメールで目が覚める。ロメール逝去・・・あああ・・・・ ■クリィミーマミって森ガールふう女子のあいだで流行りつつあるぽい!わたしはいわゆる森ガールではないですがどっぷりはまっちょります。とまらへん。 ■同志社で中上健次の映画をみよ…

新百合ヶ丘のケンタッキーが改装されてきれいになっていた。 写美とイメージフォーラムの予定だったけどこんなのも、こんなのもあるんだ!とコーフンしつつ写美はやめやめかわりにMOTとBLDギャラリーへ。 お洒落なレベッカ・ホルン、2丁の拳銃の間を通るの…

いやし【初回生産限定[特典DVD付4枚組]】20th Century LIVE TOUR 2009 HONEY HONEY HONEY/We are Coming Century Boys LIVE Tour 2009出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント発売日: 2009/10/07メディア: DVD購入: 11人 クリック: 39回この商品…

松村浩行『TOCHKA』 静かに、静かに舌を噛み切る。ライターの火が点る瞬間、息が止まった。ヴィターリー・カネフスキー『動くな、死ね、蘇れ!』『ひとりで生きる』『ぼくら、20世紀の子供たち』 なにこれなに・・狂ってる・・! あ、VHS発見。動くな、死ね…

その辺に置いてあったので、知らない話をぱらぱら。今の子供たちは教科書以外でこんなの読むのかしら。読めってんでなくて。蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)作者: 芥川龍之介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1968/11/19メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 67回…

題名からしてふざけてますがね。都合の良いときに都合の良いひとが出てきて都合の良いせりふを吐き捨てる(小山内薫ではなく小山薫堂の脚本がほんといけてない)。こういう観る側をばかにした映画はさいていですな。ドビュッシー+香川照之+かわいい男の子…

やっとこ読了。これは小説かなあ、だなあ。量子脳計算機科学も村上春樹もクラナドもよくしらないですがSF恋愛ホラー人間ポルノサスペンス・・いろいろいっきに楽しめました。でもときどききもちわるーくなりました「これ東浩紀が書いてんねやなー・・」。そ…

頭から落ちてく加瀬亮の影が最高にコワイです。何もないところに突然何かがとんでもない姿で現れる恐怖。もっとも不気味なのはエンディングに流れる「さつじんじけんがむすぶきずな〜」ですかな。 大林宣彦『理由』。