みなを起こさぬよう薄暗い中こそこそと支度したはずが結局玄関まで見送ってもらう。そうそう寝不足がすぎたときの快感ってこんなん。料理の話などしながら軽く食事したのちヒューマントラストシネマ有楽町で濱口竜介寝ても覚めても』を観る。初日の初回、映画の日。日本の映画は縁側が好き。関西弁は超不自然やけど小説で関西弁を読むときのそれに近くてあれはあれでよかったような。映画的な柴崎友香の小説に対し、濱口竜介の映画は小説的、なのだけれども、小説的リアリズムから映画的リアリズムへ、きちんと変換されていた、ような気がする。麦は村上虹郎み有り。全体的にホラーみ有り。欄干に腕を乗せて何かを眺める姿が絵になることについて。瀬戸康史山下リオにぶちまけた台詞で昨日のリハーサルがフラッシュバック!朝子に飛び蹴りしたい気持ちはわたしもわかります。『カメラを止めるな!』ネタをバらされ品川で別れ旅の最後に駅構内のカフェでAちゃんとぎりぎりまであれやらこれやら。こだまでぷらっと帰京。