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むなくそわるくなるけどとすすめられて読んだ本。小説自体はあまり好きな感じではなかったけど知らないものは積極的に教わりたいのでありがたい。あの日、滞在場所のすぐ近くでそんなふうなことが起きていたなんて。そういえばむかしノリやネタの被害者になったことがあるけどあああれいじめで暴力か、なんて今更。あの頃に戻りたいなんて微塵も思わないとわたしに思わせているすべてのひとたちともう二度と会うことがありませんように。知り合いの東大生、ではなく京大生らはみなふわっとしていてオタクで優しいしつばさたちのような何かが欠如した感じはまったくないってかひとに対して欠如ってなんだかなあ。けどまあ京大生もいろいろだし東大生だっていろいろだろし。ひとは括るのも括られるのも好きだけど、わたしは頭が悪いから、無闇にひとを括らないでおこうとおもう。
- 作者: 姫野カオルコ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/07/20
- メディア: 単行本
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