Defiled』@サンケイホール ブリーゼ
作:LEE KALCHEIM、演出:鈴木勝秀
戸塚翔太と勝村政信の二人芝居、大阪千秋楽。空間の密閉感がつよければつよいほど良きものにできそうな。カーテンコールは4度(スタンディングオベーション!)、その度に戸塚くんの色気が増し増しそうか彼はアイドルだった。役柄上本編中はたえず顔が強張っていたのでそのギャップにひどく驚く。台詞を叫び上げる声は村上虹郎に似ているような。勝村氏が汚れを拭おうとするのを拒みきれないのや氏のボケに突っ込みたいのに立場上できない拗れた戸塚くんがよい。トランシーバーの件とか。演出の鈴木勝秀は2006年に長谷川博己が出演した『トーチソング・トリロジー』のひと。