ジャン=ユーグ・アングラード『裸足のトンカ』
俳優ジャン=ユーグ・アングラード唯一の監督作。テレビの2時間ドラマを観ているよう。コカ・コーラの赤い家はもっとかっこよく、トンカはもっとかわいく撮れるはず。これとこれとこれは絶対やりたいから少しくらい話が支離滅裂でもいい、てのが許されるのはほんとうに才能のある監督だけとおもう。トンカが発する『黒人なんかタピオカになればいい』という台詞には思わずくすっとなる。
ジャン=リュック・プレヴォスト『B・Bに夢中/ブリジット・バルドー
セルジュ・ゲンズブールについて「彼のモジャモジャ頭は忘れても才能は忘れない」と言っていた。