ボリス・バルネット『国境の町』『青い青い海』@第七藝術劇場
ひとの顔が半分、もしくはぜんぶ切れていることが多い。技術上の理由なのかわざとなのかわからないけどどちらにせよ不思議な体験であった。表情を読み取れないってけっこうな置いてけぼり感。
ミロス・フォアマンカッコーの巣の上で
先日みた『人生、ここにあり!』がつかれていたのかなんなのか途中から爆睡、気付いたら赤いスニーカーがぶらんぶらんしているシーンだったので気を取り直してこれをみる。寝てたからあれやけどでも歴然とした差を感じる。ノンフィクションかフィクションかそんなことはどうでもいい。所謂ふつうではないひと?とコミュニケーションをとるってものすーごーっくむつかしい。ただ名前に敬称をつければいいってもんじゃない。ぎりぎりの台詞をえらんでそれを笑いにかえることは容易ではないけれど、それを映画はやらなくちゃいけない。映画の中だけでもひとはやさしくなくっちゃね。
ウォン・カーウァイ花様年華
うつくしすぎるので劇場でみたいような気もするけど、こういうのは部屋でひとりでこっそりみるのがたのしい。ふたりの「練習」でなみだなみだ。