笠原恵実子@京都国立近代美術館
鈴木さんのツイートで知る。コレクション展はいろいろ見られるからおとくだな。『pink』では生と性について考える。子宮口ってあんなきれいなピンク色なのね、、、。映像作品も皮肉ぽくてよかった。上村松園展ついでのマダムたちの反応がいちいちおもしろく、それ見たさについつい長居。「なんやようわからんなー」「ファンデーションこんな塗らへんやんなー」「実はこのひと男なんちゃう?」「女のひとの化粧っぽくないなー」「飽きてきた・・・」「胃カメラやろこれ!」「子宮口やて!」「へぇ〜!」どなどなどな。今回のコレクション展は女性をモチーフにした作品が集められていたのだけど、この空間がいろんな意味でいちばん女性ぽかったな。

鈴木治行サイレントライヴ『裁かるるジャンヌ』@寒梅館クローバーホール
初ライヴ。観客と映画がどんどんどんどん近くなる。音楽は映画に敬意をはらい、映画は音楽を受け入れる。自分の表現手段として映画をつかうんじゃなく、映画のために、すべては映画のために、なんて言いながらやりたい放題やってしまう鈴木さん。そのシステマティックな方法論以上に言葉では語れない感覚的な部分につよくひかれてしまうのはなぜ。

天津さんと三上さんと終映後に寄った店員さんたちがみなかわいいまたはかっこいいタイ料理屋さんで店長さん(大変魅力的な方)と三上さん(欧州がえり)のはずむ語学談義を横でふむふむとききながらタイのビールやら唐揚げやらココナツ風味のお酒やらスープやらデザートやらをちびちび食す。おいしかったぬー。今日はたこえんでうどんグラタンも食べたしなんともぜいたくな一日であった・・・