『重力ピエロ』『インスタント沼』@京都シネマ
いろんな意味でゆううつになる。『重力ピエロ』のほうは悲惨な状況のうしろでふぁーっといい感じの音楽が流れていて一瞬これって対位法?的な気がしないでもなかったけどたぶんそんなこと意図されてはいないと思うのはあの推理のシーンのあの何のドラマの影響だか知らないけどひどいひどい音楽!や、やめてー!とさけんでしまいそうになるのをぐっとこらえて加瀬亮だけを見つめてててててててゆかあのハルとレイプ犯のDNA鑑定の結果がほぼ100%とかいうのは加瀬亮の演技がじゅうぶんすぎるぐらいほのめかしているのにぜんぜん信じてない役者と観客を!むかつく!モリジュンイチ!イサカコータロも!腹違いとか種違いとかもういいって!『インスタント沼』のほうがまだ何かやろうという心意気は感じたけどどっちがいいとかではなく中途半端なクドカン、みたいなこういうの流行ってるのかなあ今。なんてったっておしゃれすぎるわ沼なのに母親意識不明なのにおしゃれしすぎやろうこのやろう!あときゃあきゃあうるさい!こういうものが楽しめなくなってしまったわたし、なんてイヤなやつ!なんて思うもんか!映画読本清水ぴろし買いましたったらったったー!