昨年の7月に発足して今回で12回めになるカンタービレは急遽Aさんが欠席となったけど3人は3人で楽しかった。なんて言ったらAさん悲しがらはるかなあと思って書いてみたけど実際はそんなこと全然ないわけで。
この日の朝わたしは曽根でKさんと会う予定だったけど残念ながらそれは中止になって、昼にK君と大学で会うという約束もなくなって、更に待ち合わせ時間も1時間遅くなって大分時間ができてしまったのでなんとなく高槻で降りてバイト用の靴を買ってそれから喫茶店で軽く昼食をとりながらカフカを読んだり次の曲のことを考えたりした。
5分遅れで梅田に着いて駆け足で駅の階段を降りて待ち合わせ場所に着くとまだ誰も来ていなかった。20分ぐらい経ったところで時間と場所が合っているか確かめようと携帯を取り出したときMさんから今駅に着いたというぜんぜん悪びれる様子のないふざけたメールが来て、もう一人のMさんなんか2時間も遅れてきて更に美味しいおでん屋があるからというのでついて行くとしばらくして通りすがりの人に場所を尋ねていた。もうなんなんだこの人たちは!やってらんない!なんて思うわけがないけど書いてみる。
Mさんを待っている間にMさんに聞いたカフカドストエフスキーに出てくる面白い表現がとっても面白くって、今思い出しても笑ってしまう。早く読みたいな。
Mさんオススメのおでん屋さんで美味しいおでんをたらふく食べて、そこではMさんに自分とMさんとどちらの言うことが分かりやすいか、みたいなことを聞かれて、わたしは、そんなの比べられない、どっちもどっちです、と答えた。
そこのおでん屋さんは人気があって1時間半ぐらいしかいられなかったのでその後カラオケに行く時間は十二分にあった。櫻井和寿に気持ち悪いぐらい似ている声でミスチルを歌うMさんは始終ここのコードがどうとかリズムがどうとかぶつぶつ言っていて、もう一人のMさんはぜんぜん楽しくなさそうにぶすっとしているかと思えばたまにぼそぼそ喋ってたまにくすっと笑っていた。
帰ってからAさんにきょうのできごとをメールで報告すると「うそん。いやーんめっちゃ愉しそうやんか。」と返ってきた。うそんとかいやんとか、かわいすぎますほんと。