田川建三ほか『はじめて読む聖書 』
内田樹の頁で、レヴィナスの神の解釈の説明を読んで、なるほど、へえ。

神は、神の支援ぬきで、自力で、弱者を救い、病者をいたわり、愛し合うことができ、正義を実現できるような、そのような可能性を持つものとして、われわれ人間を創造した。だから、人間が人間に対して犯した罪は、人間によってしか贖うことができない。

田川建三先生のインタビューは『考える人』で読んでいたけれど、あらためて読み入る。他の頁に荒井献(けんやとおもってたらささぐやった)の名前が出てきてどきっ。宗教のことわたし何も知らないんやなー。吉本隆明の『マチウ書試論』読みたい。