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グレッグ・モットーラ『宇宙人ポール』
『童貞ウォーズ』のひと。こういうのが流行るのか。スピルバーグ意識するならもっといろいろやってほしかったけどべつにまあいいけど。
園子温『ヒミズ』
二階堂ふみのかわいさについては見る前からわかっていたことなのでスルー。震災がなかったらどんな作品になっていたのかだけが気になるー。こんなにメジャーになってしまって監督自身がいちばん驚いているんじゃないか。もっと意味不明なものを撮りたいんじゃないのか。誰にでもなんとなく伝わってしまう、わかった気にさせてしまう映画という厄介なしろものを自身の表現手段として今後も選ぶつもりなら、もっと今の100倍ぐらい覚悟が必要。まさかとは思うけど理解されたいされたくない関係なく観客を意識して作品をつくっているなら今すぐやめたほうがいい。そんなのは他のひとに任せればいい。こちら側を意識している映画はインチキくさい。
いつかいいものを撮るかもしれないという淡い期待を抱いてあげることにして、わたしも叫んであげましょう。がんばれ！