ロロ『夏も』@アトリエ劇研
去年同じ場所でみた作品がおもしろかったのでたのしみにみに行ったら期待を上回るものがなくて残念。でも大林宣彦のモチーフの展開には意表を突かれた。過去の作品(とくにゾンビになった男の子が主人公の短編)もみてみたい。

岡崎藝術座『街などない』@元・立誠小学校 職員室
岡田利規が誉めていたので気になっていた。ぎりぎりに着いて案内された座席はいちばんうしろのいちばん上手でキワどい時事ネタネタやガールズトークに笑うひともいれば笑わないひともいてわたしは少しだけ笑ってみた。目の前で繰り広げられる計算された空間を眺めていると見えないはずの幕が見えてくる。舞台と客席の間には必ず境界があってそれは演劇が演劇である以上誰も跨ぐことはできない。