「アクースマティックライブ 思い出の循環」。檜垣智也というアクースマティック・アーティストによってブリュンヒルト・フェラーリの新作、彼の旧作、リュック・フェラーリ日本初演作品が演奏される。上演前に夏目漱石の詩が朗読されていたようだけど、その理由も含め私の席からはよく聞き取れなかった。「演奏」というだけあって大方の演奏家がそうするようないわゆる情的な身振りが機械をいじる檜垣氏にも見られた。