ネトフリお試し期間中でオーソン・ウェルズストレンジャー』を見たらあとから鑑賞記録により2年前に見ていたことを知る。そんな気はしつつも細部はまったく覚えておらず精緻な演出にいちいち感動し通しだったので見直せて良かった。同じ映画を繰り返し見るって殆どしないけど、大事なのかもなあ、今更やけど。

岩井秀人『やっかいな男』やっと読む。テレビブロスの連載たのしみに読んでいたけどこの度読み返して今も岩井さんは自分のタイプなんだとおもった。

「あなたが「死にたい」と思ったり、絶望したときに立ち上がったのはもちろんあなたの力以外の何ものでもないが、その力のうちのいくつかは文化の力によるものに違いないのであります。」

「なんか作ってる人、仕事やってる人でも、「お客さんが…」って気になっちゃうと思うんだけど、それを捨てろとは言わないんだけど、迷った時は自分を信じた方がよいと思います。成功しよう、じゃなくて、成功しても失敗しても納得がいくことをする、っていうかさ。」

「人との出会いや出会ってからの関係の変化の仕方に決まりなんてもちろんなくて、出会い方も変化も一緒に楽しめるのが、友達なんだろうと思う。」

とか。至極真っ当なひとだとおもう。好き。